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応募と交渉に関する考え方
意中のバレエカンパニーや学校を選んだ後は、英語でのやり取りです。
メールが基本ですが、日本語と同じように英語にもマナーがあります。
細かい表現法の違いもありますので、注意が必要です。
私たちの考え方としては「より良い条件をもらえるよう積極的に交渉する」とことを薦めています。
もちろん自分のレベルにあった選択をすることは大事ですが、自身の目的を曖昧にし、相手から言われるままに物事を進めていては、お金と時間の無駄になってしまいます。
例えば、あるカンパニーのサマーに行くことが決まったとします。
おそらくお金と時間をかけてサマーに行くわけですから、その後にカンパニーで働けることを期待しているはずです。
大事なのはサマーに行く前に、その可能性を聞くことが重要です。
「サマーに芸術監督は来るのか」「スカラシップなど貰えないか」「見習い・正式採用だった場合の給与や保険」など知りたいことがあれば遠慮なく聞きましょう。
聞かれたことには誠実に答えてくれることがほとんどです。
質問されたことに対して、団体側が気分を害することはまずありません。
もちろん、「今回のサマーで新しいダンサーを雇用するつもりはないです」「スカラは今回は準備していません」と言われることもありますが、それはそれで自分の目的に照らし合わせていくかどうかを判断すればよいのです。
私どもは、「最終的にはダンサーが自分自身で団体と交渉できるようになる」ことを理想としています。
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