CV(resume/vita)についての考え方
バレエ学校やカンパニーに応募する場合、CV・動画・写真をメールで送るのが主流となっています。
CVの役割のひとつに、添付した動画を興味をもって見てもらうことがあります。
学校の先生やカンパニーの芸術監督に興味をもって動画を見てくれたらCVとして大成功。
応募の際にcover letterを書くチャンスがあれば、自身のバレエ歴と情熱、その学校・カンパニーに入学・入団したい動機と希望ポジションなどを記入できます。
しかし、cover letterを求められない際は、CVだけではダンサーとしての魅力を伝えきれないこともあります。
学校・カンパニーは一回の募集で数十通、場合によっては100通を超えるCVを受け取ります。
書類を見る時間が限られている先生・芸術監督に、「このダンサーの動画を見てみようか」と思わせるCVが必要です。
現状の記載だけでなく、(大げさにならない程度に) 自身の情熱とストロングポイントを盛り込むことも重要です。
英語でのCV作成は難しい部分もありますが、今やネットで検索するとCVテンプレートはたくさん出てきます。
どのウェブサイトを見てもそれほど大きな違いは無いので、CVを作ること自体は難しく無いかもしれません。
(この文章の一番下に一例を記載しました)
私たちは、面談を通してダンサーの魅力を最大限引き出すことを考えています。
バレエ学校とカンパニー(プロとして経験のない方とある方)のCVは違ってきます。
成功に導くCVを一緒に作っていきましょう!!
《CV作成の基本》
【基本情報】
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Headshot / 顔写真
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Name / 名前
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Contact / 住所・電話番号・メールアドレス
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Personal / 生年月日・国籍・年齢・身長・体重
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Skill / クラッシク・コンテンポラリー・パートナー&経験年数
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Languages / 言語(英語を一番上に書くのが良い)
【Education】
学校名や師事した先生の名前を記載。
後から記載するExperienceとの兼ね合いもありますが、プロとしての経験が無いか浅い方は、Summerやワークショップについても書きましょう。
現在から大体3年以内のものを詳しく書きます。
それ以前のものは触れる程度で。
(例)
2020 – current BALLET AUDITION LITERACY school
Teacher : Rena
2018 – 2020 Junior BALLET AUDITION LITERACY school
Teacher : Miho
【Experience】
こちらも現在から遡って3~4年を目途に新しいものから記載。
既にプロとして経験がある方は、自分が今まで踊ってきた経験(演目など)を書きます。
パドゥドゥ経験は発表会の演目だったとしても書きます(特に男子は積極的に記載します)。
プロ経験が無いか浅い方は、コンクールの受賞歴・スカラ獲得なども記載しましょう。
(例)
Performance experience
2020 – current BALLET AUDITION LITERACY company
Artistic director : Rena, Choreographers : Miho
Paquita (solist)
Competition
2023 The 5th BALLET AUDITION LITERACY competition 3rd place
2021 The 3rd BALLET AUDITION LITERACY competition 10th place
2020 The 2nd BALLET AUDITION LITERACY competition finalist
Scholarship
2021 Full scholarship for summer intensive course at BALLET AUDITION LITERACY Ballet School
