バレエオーディション用の動画に関する考え方
バレエの動画撮影を外部委託するとかなりの金額を取られます。
もちろん、その金額に見合う動画が完成するのは間違いありません。
ただ、私たちの考え方としては「自分で動画を撮れるようになる方が一番良い」と考えています。
理由は大きく分けて3つ
1:応募するカンパニー・バレエ学校によって要求される映像の時間や内容も変わる
2:動画は一度撮影したら終わりではなく、アップデートが必要
3:結局自分のいいところは自分がよくわかっている(自分のストロングポイントがわからないとダメともいえる)
詳しい理由は下の方に記載しておくので、お時間がある時に是非!!
私どものサービスは、動画撮影時のアドバイスに加え、ダンサーが応募したいカンパニー・バレエ学校の募集要項を読んで動画編集いたします。複数のカンパニー・バレエ学校に応募することが多いと思いますが、1シーズンでの料金ですので、一度ご相談ください(無料)。
1:応募するカンパニー・バレエ学校によって要求される映像の時間や内容も変わる
カンパニーへの応募で顕著ですが、芸術監督が欲しているダンサーは異なります。バー、センター、アンシェヌマン等は要求されますが、その角度や内容まで事細かに指定されていることもあります。バリエーションはもちろん、最近ではコンテンポラリーを要求されるカンパニーも増えています。動画の時間も指定があります。応募書類は場合によっては10か所以上提出することもありますので、その都度編集作業が必要となります。動画撮影を外部委託してしまうと、取り直しに追加料金がかかることは当然考えておかなければなりません。私どもは、特段高価な撮影機器は必要なく、スマホで十分と考えます。
2:動画は一度撮影したら終わりではなく、アップデートが必要
「なんかよくわからないけど調子がいい。体形・体重が理想的な状態にある。」という経験があると思います。そんな時こそ動画に収めておきましょう。一発勝負は緊張します。緊張は最大の敵です。また、数か月に一度は動画をアップデートしておくことをお薦めします。もしかしたら意中のカンパニーが突然団員を募集するケースもあります。そんな時に、一から撮影するよりは調子のよかったレッスン動画があると急な募集にも対応できます。日頃からきれいな自分を動画に収める癖をつけておくことをお薦めします。
3:結局自分のいいところは自分がよくわかっている(自分のストロングポイントがわからないとダメともいえる)
ヒトから指摘されることは、大体自分でもわかっていることが多いかと思います。弱点もそう。応募要項に沿って色々なタイプの動き(アレグロ、アダージオ、ジャンプ、回転、などなど)を収める必要はありますが、あまり気にせず得意な動きを取り込んだ構成を考えて、大枠を決めればいいと思います。要求もされていないのに、自分が苦手なものまで撮影する必要はありません。現段階での最高の自分を収めればよいと考えます。自分のことは自分がよくわかっています。